花屋敷司は、違法風俗業者『クラブ・ローズバド』の従業員。
契約したての年若い少女を売り物にするべく手ほどきする教育係を任されている。
身内に売られた。どうしてもまとまったお金がいる。他に生きるあてがない。
様々な理由で身体を売ることを選びやってくる少女たちに対し、司は立場を越えてその力になろうとする。
指導の円滑化、境遇への同情、関わった相手につい入れ込んでしまう性分……
いずれも動機として真実ではあるが、もうひとつ、否定しがたい理由がある。
そう――司には『寝取らせ』、つまりは深い仲にある女が他の男に抱かれる姿に興奮を見出す趣味があった。
マネジメントする少女と絆を深めれば深めただけ、踏みにじられる瞬間の快楽はひとしおのものとなる。
司にとってこの仕事は、密やかなる性癖を充足させる上でこの上ない天職であるわけだ。
そんな彼が新たに任されたのは、純粋無垢っ子の近持ささら。
成金親の破滅から巡り巡って風俗堕ちしてきた彼女は、性的には童女のように無知。
それでいて、身体は最高に男好きのする極上品。
そこに秘められた『女』を開花させ、最高の商品とするために。
その先に待つ、背徳の快楽に昏い期待を寄せて。
司の仕事が、此度もまた始まる――!
